【剣盾S1使用構築】サニドヒド火傷サイクル【最終207位】
シーズン1おつかれさまでした!今回は剣盾S1で使った構築を紹介しようと思います。
【構築経緯】
ガラルサニーゴのあらゆる物理アタッカーへの詰ませ性能に注目しHDドヒドイデと合わせて受け回そうと考えた。数の多いミミッキュ、バンギラス対策にHBアーマーガア、積み技で崩してくるポケモンの対策としてHDヌオーを採用。この4匹を受け回しのパーツとした。
この4匹できついドラパルト、サザンドラに有利でかつ対面性能、抜き性能の両方をもつ弱点保険トゲキッスを採用し、ここまでで通りの良い電気技と流行りのカバルドン展開への対策として控えめ草ロトムを採用して構築が完成した。
【個体解説】
トゲキッス@弱点保険
性格:ひかえめ
特性:てんのめぐみ
実数値
167(52)-✕-115-189(252)-135-126(204)
調整
HD…サザンドラのダイスチル(ラスターカノン)耐え(ダイマックス後に+2ダイスチルを耐えることを意識)
S…+1で最速120族抜き
クワガノン、カットロトムのような受けが効かないポケモンを強引に倒す役割と少し甘めだが崩し枠として採用した。対戦中盤から受けポケモンで削った相手にダイジェットを当てて抜いていく勝ちプランを取ることが多かった。崩し枠としては少し物足りないが自分の構築のようなガチガチの受けサイクルが環境に少ないと考えトゲキッスで十分だと感じた。
サザンドラやドラパルトは型が多様なため受けに回るよりも対面的に処理していく方が良いと考え、それらのポケモンと一度でも対面できたらダイジェットで加速して裏のポケモンにまでも負担をかけられるのがトゲキッスの評価点だった。ミミッキュと違い受け出しもできるので選出率が高く扱いやすいポケモンだった。ダイジェット1回でドラパルトを抜けないが臆病HSにすると突破力がなくなってしまうことを考慮してこのような配分になった。
ロトム(カット)@バンジのみ
性格:ひかえめ
特性:浮遊
実数値
157(252)-✕-127-172(252)-128(4)-106
ドヒドイデ+ヌオー+アーマーガアの並びできつい水ロトムの対策かつカバルドンに高い打点があることを評価し採用。水ロトムのドロポン耐え調整のカバルドンをリフストで確定で落とすことができる。優秀なタイプと全体的に高めな数値のおかげでアタッカー、崩し、サイクルパーツどれでもこなすことができる万能なポケモンだった。
性格:ずぶとい
特性:呪われボディ
実数値
167(252)-✕-167(252)-✕-121(4)-50
ナイトヘッド/力をすいとる/鬼火/黒い霧
受け構築の天敵であり採用率の高いドリュウズをどんな型であっても完封できる点を評価して採用した。(地割れ持ちのドリュウズは中盤以降ほとんど当たらなかったので考慮していない。)力を吸い取るという技がとても強く他の技と合わせて多くの物理アタッカーを止めることができた。攻撃技は大体のポケモンの身代わりを壊せる点でたたりめよりもナイトヘッドを選んだ。初めは特殊相手に何もできないので過小評価していたがこのポケモンを中心に取り巻きのポケモンを決めることでポテンシャルを発揮することができた。ダイホロウを撃つ時のために特攻の個体値も高くあるべきだが一度もダイマックスをこのポケモンに切らなかったのでそのままにしている。
ドヒドイデ@黒いヘドロ
性格:おだやか
特性:再生力
実数値
157(252)-✕-173(4)-73-213(252)-55
熱湯/毒々/トーチカ/自己再生
積み技のない特殊アタッカーに強く構築唯一の毒々持ちのポケモン。主にリザードン入りに選出してトーチカと自己再生を使ってリザードンのダイマックスターンを消費させることができた。環境の特殊アタッカーに積み技持ちが多いためヌオーの方が多く選出したが、相手にダイマックスを切らせた後の詰ませ性能が高く活躍は多かった。
アーマーガア@イアのみ
性格:わんぱく
特性:ミラーアーマー
実数値
205(252)-107-172(252)-✕-106(4)-87
アイアンヘッド/ボディプレス/羽休め/鉄壁
ミミッキュ、バンギラスに強くでるためにHBに振り切り。サニーゴが選出できない時の第2のドリュウズ対策になった。ありきたりなことだが鉄壁で耐久をあげつつボディプレスの火力を上げられるのがとても強かった。
ヌオー@たべのこし
性格:おだやか
特性:天然
実数値
202(252)-✕-106(4)-85-128(252)-55
熱湯/守る/蓄える/自己再生
構築のMVP。サニーゴが特殊アタッカーに隙を見せるため相手の積み技1回で負けないように天然ヌオーを採用。蓄える+天然の詰ませ性能が非常に高くあらゆる試合で勝ちを拾った。相手のトゲキッスを受けるためにHDに特化し、早めに蓄えることができたら守ると再生でPPを枯らすか熱湯でゆっくりと削って倒すことができた。上手く蓄えるを積みきれたとしても急所に当てられて負けることもありかなり運要素の高いポケモンなので常にお祈りしながら使っていた。
【成績】
最終207位
2桁順位を目標にしていましたが200位前後でずっと往復していたので悪くないと思える順位のところで終わりにしました😖
構築名はサニドヒドサイクルだけでは寂しいと思ったので構築に火傷にさせられるポケモンが4体もいることからこのように名付けました。
【感想】
今期は剣盾初のシーズンで環境の変化が早く色々なポケモンが開拓されるため構築を組むのがかなり難しいシーズンでした。個人的にはミミッキュが1番強いと思っているのでミミッキュ入りの攻め構築なども試してみましたが強い構築が作れずに結局使い慣れている受け構築を使いました。8世代ではダイマックスであらゆるポケモンが崩し性能を持つため受け構築が難しいとされていますが最終順位で自分の満足のいく結果を出せてよかったです。シーズン2からはWCSルールをやろうと思うのでしばらくシングルとは離れますがすごく楽しかったのでまたいつか再開しようと思います!
質問などありましたら@mamesora00にお願いします。
PP枯らしの残骸
【S16使用構築】淡紅ママンハピネール【最高2103】
S16おつかれさまでした。自身初2100を達成したので報告と構築の紹介をしたいと思います。今期はS13から使っている「ママンハピネール」を、ポケモンは変えずに技や調整を少し改良して使用しました。
【S13使用構築】捲土重来ママンハピ【最高最終2053 84位】 - Future Seeker
前回と変更のない箇所は簡潔に記します。
【個体解説】(常体)
赤文字は前回との変更点
ハガネール@メガストーン
慎重
181(244)-145-252(12)-×-161(252)-50
ヘビーボンバー/地震/ほえる/ステロ
タイプとメガシンカによる高い数値が非常に優秀。ジャラランガが呼ぶフェアリータイプに強く、メガ前の特性の頑丈とステロ+ほえるでオニゴーリ、ビビヨンの対策にもなる。
控えめ
151(4)-117-145-167(252)-125-137(252)
キノガッサ入りとジャラランガを切っている構築に選出。元々は挑発だったが、ギルガルドと対面時にZか毒々を撃たれることが多いのでそれにアドバンテージが取れるみがわりに変更。竜の一貫があってもアーゴヨンやボーマンダがいると選出しづらく選出率はかなり低め。
ずぶとい
267(212)-✕-145(252)-60-71(44)-85
熱湯/毒々/ねがいごと/守る
メタグロスに強く、グロパンガルーラにも相打ちが取れる。ねがいごと先のポケモンをかなりの量回復しつつ自身も再生力で回復する動きが強い。
ハピナス@コオリZ
ずぶとい
331(4)-✕-68(252)-117(172)-165(76)-76(4)
C-コオリZで無振り霊獣ボルトロス確定
地球投げ/冷凍ビーム/毒々/タマゴうみ
一番大きな変更点。これまではカプ・レヒレはサンダーに一任していたが、瞑想挑発レヒレにもハピナスで誤魔化せるように地球投げを採用した。それだけでなくヒードランやみがわりウルガモスにも一定の打点を持てるようになったため対応の幅が広がった。アーゴヨンに役割を持つために氷技は抜けなかったため火炎放射を変更。ナットレイやギルガルドへの打点となる炎技を切ることは躊躇われたが変更して正解だった。
臆病
145-✕-96(4)-182(252)-135-161(252)
サイコキネシス/ムーンフォース/シャドーボール/めざめるパワー(炎)
初手でも後ろからでも活躍してくれるアタッカー。定数で削りを入れてこのポケモンの圏内に入れて勝つルートをとる事が多かった。積み技+先制技に縛られないスカーフ枠であり、ジャラランガの対策も兼ねている。
サンダー@たべのこし
おだやか
193(220)-✕-105-145-141(148)-138(140)
放電/羽休め/毒々/みがわり
前回までは最速カグヤを抜けるくらいまでしか振っていなかったが、準速のレヒレを抜けるまで伸ばすことで初手の対面時にS判定で大まかな型の判別が可能になった。威力重視で10万ボルトだったが麻痺を入れて上から身代わりで痺れ待ちできるようになるのも強いと思い放電に変更した。
TN:そらまめ 最高2103 最終2069(53位)
TN:Starry Wish 最終18××
【終わりに】
今期は最終シーズンのつもりで結果を出したいと思っていたので目標にしていた2100に到達することができてとても嬉しかったです!7世代の環境はとても楽しくてモチベを高く継続できました。剣盾の発売ももうすぐなので8世代も楽しみです。
今回はポケモンの解説を簡潔に書きましたが、より詳しく知りたい方は本記事冒頭にあるリンクから前の記事を読んで頂くようにお願いします。
質問などあれば@mamesora00までお願いします。
追記(9/25)
QRptを公開したので良ければこちらからお願いします。
http://mamesora00.hatenablog.com/entry/2019/09/24/221035
【JCS予選使用構築】制圧ゼルネレック【最高1777 最終174✕】
こんにちは!この記事はウルトラシリーズの構築記事になります。
【構築経緯】
JCS予選抜けを目指してムーンシリーズが終わった頃からウルトラシリーズの考察を始めて、初めはムーンシリーズで感触がよかったスカーフカイオーガをウルトラシリーズでも使いたいと思いスカーフオーガレックの並びを仲間大会など含め合計400戦くらい使ったが、JCS予選本番1週間くらいから限界を感じて、他の構築を探していたところ、当時話題になったゼルネレックに注目した。ムーンシリーズでゼルネアスを使っていたこともありすぐに構築が完成したのでできる限りのことをして本番に挑むことになった。
このルールを自分なりに考察した時に、伝説2体の選出率を共に100%にすることと、ホウエン伝説を1体以上いれることが必須だと感じた。ゼルネレックはその条件をみたしている上に、ゼルネアスと鉢巻レックウザの瞬発的な制圧力が他の並びに比べ高いこと、また自分がS操作技(追い風、トリル)を使うプランを立てることに苦手意識があるということもあり、それらの技を採用せずに勝ち筋を追えるのが自分に合っていると感じた。
型、並びは日々々々さんのものを参考にさせて頂き少しだけアレンジを加え構築が完成した。
【個体解説】
ゼルネアス@パワフルハーブ
ひかえめ
227(204)-✕-135(156)-166-118-138(148)
調整意図
S…準速85族抜き
ジオコントロールの成功率が高く先制技でも縛られにくい耐久型で採用。ゼルネアスを潰す枠(クロバット、メガメタグロス)は先発で来やすいのでそれを他のポケモンで処理して後ろから出すことが多かった。技構成はこれしかないと思う。
レックウザ@こだわり鉢巻
ようき
181(4)-232(252)-120-✕-120-183(252)
レックミラーの時に勝つ可能性がある陽気最速での採用。思いのほかルナアーラが多かったので1回しか撃たなかった滝登りよりも噛み砕くの方がよかった。ゼルネアスと並べて相手のモロバレル、カプレヒレを動かさせないムーブが強かった。耐久調整をしていないと耐えられない火力を上から押し付けられるのがよかった。
ランドロス@地面Z
いじっぱり
165(4)-216(252)-110-✕-100-143(252)
威嚇要因。ガオガエン、グラードン意識の地面Z。レックウザと並んで2匹で地震をする時が楽しかった。
雪崩はほとんど撃たなかったので岩石封じなどでもよかったかもしれない。
カプ・レヒレ@ウイのみ
ずぶとい
176(244)-✕-176(196)-116(4)-157(52)-107(12)
調整意図
D…余り
S…4振りレヒレ抜き
自然の怒り/凍える風/ひかりのかべ/挑発
申し訳程度のS操作要因。レックウザに縛られないようにBに厚くした。相手のレヒレの黒い霧を止めるために挑発を入れてみたがあまり撃たなかった。
生意気
201(244)-137(12)-110-✕-156(252)-72
※S個体値31
ネクロズマ、ルナアーラ、メガメタグロス意識でガオガエンZを持たせた。Aにはほとんど振っていないが十分な火力があり、ねこよりも早くZを切ることで居座っているルナアーラを倒すことができた。HD方面にほとんど特化しているためガオガエンとしての仕事もしっかりとこなしてくれた。一般枠の中では1番選出率が高く、使用率の高さも納得の強さだった。
生意気
220(244)-✕-90-107(12)-145(252)-31
※最遅
トリル軸、ゼルネアス対策枠。隣に伝説のポケモンを置いて怒りの粉で身代わりになるのがシンプルに強かった。フィールドがあってもゼルネアスを止めるためにクリアスモッグを採用。
選出は先発にレック、後ろにゼルネアスを置くことが多かった。テーマである伝説の選出率100%は遵守することができた。
32-13 最高1777 最終174✕
TN:Starry Wish
GSルールを通しての感想ですが、今までシングルしかやってこなかったので、ダブルバトルということと伝説のポケモンが使えるということがどちらも新鮮でとても楽しかったです。また限られた対戦数ということもありいつも以上に緊張感をもち集中して対戦できたことがとてもいい経験になったと思います。
予選抜けは厳しそうですが、もう少しで大台の1800に到達できるという所まで来られたことにとても満足しています!
またムーンシリーズの時から構築相談に乗ってくれたり環境について教えてくださったマイケルさんにはとても感謝しています。ありがとうございました(>_<)
以上です。質問などあれば@mamesora00にお願いします。
【S12使用構築】テラゲコナットドラン【最高2009】
S12おつかれさまでした!S8ぶりにレート2000を達成できたので記事を書くことにしました。(前期のは忘れてください)
【構築経緯】
ボックスにいたヘドウェを使いたいと思ったのが起点。アタッカーのを使う上でステルスロックは必須だと思っていた。
メガゲンガーが苦手なじめんタイプ、バシャーモに投げられて、かげふみと相性のいいとんぼも使えるをまず採用。複数回サイクルをするためにピンチベリーを持たせた。同じくゲンガーの苦手なテテフ、ギルガルドに投げられるを採用。持ち物はピンチベリーを持たせたかったが、最終的に構築全体でZ枠がいなくなったためオニゴーリの対策にもなるホノオZを持たせて攻撃的な型にした。
次にカバマンダに強く、広い活躍が期待できるタスキを組み込み、ここまでで不安があるミミッキュとギャラドスに強くてステロを撒けるを採用。(初めはランドロスをステロ要員にするはずだったが、ナットレイの方が余裕があると思いステロはこちらに任せた)
最後のひと枠は崩し性能が高いジャラランガかエースになりえるテテフで迷ったが、ジャララの選出率が低いことと早い格闘が重たいという理由でスカーフを採用した。自然とテラゲ(テテフランドゲンガー)の並びができた。
テラゲは耐久のあるゲンガーなどで試合をコントロールするのが一般的だが、フルアタのゲンガーとスカーフテテフを組み合わせることで少し攻撃的なテラゲにした。
「テラゲコナットドラン」の語呂がとてもよい
【個体解説】
ゲンガー@メガストーン
臆病
実数値メガ:135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)
シャドボ/ヘドウェ/きあいだま/こご風
構築の起点である臆病のヘドウェゲンガー。メガメタグロスを耐久無振りなら一撃で、少し耐久を振っていてもステロや鉄のトゲなどでダメージを与えればシャドボで縛れるのが強かった。耐久と「まもる」がないので有利対面を作ってワンパンするか相手が引くタイミングでメガシンカをできるように意識した。命中不安をなるべく採用したくないので「きあいだま」と「道連れ」で迷ったが、エースのメガ枠を使って1:1取るのももったいないと感じたため、ルカリオやバンギラスに勝てる可能性が上がるきあいだまを採用した。
使っていて気がついたのが、ミミッキュと対面した時に100%剣舞をされるので、すぐに引かずに殴ってから影うちに合わせて交代した方がメガシンカができてお得だと感じた。
ランドロス@フィラのみ
わんぱく
実数値:196(252)-165-156(252)-×-101(4)-111
地震/岩封/とんぼ/ビルド
バシャーモとボーマンダを何とかするために物理防御に特化し、ビルドアップと相性の良いピンチベリーを持たせた。ゲッコウガやレヒレのせいで選出率はひかえめだったがバシャーモ入りにはほとんど選出した。
マンダに受け出しで勝つためにビルドを採用。上手くいけば裏のギルガルドもそのまま倒せるがよかった。バシャーモはこのポケモンで受けるしかないのでめざ氷バシャ入りには勝てなかった。
カプ・テテフ@スカーフ
ひかえめ
実数値:145-×-96(4)-200(252)-135-147(252)
サイキネ/ムンフォ/ショック/シャドボ
2匹目のエース。選出した時は技の一貫を作ってスイープすることを意識した。以前まではスカーフテテフは臆病にしていたが、1↑100族を抜いて勝つ時よりも火力が少し足りずに負けることの方が多く感じたのでひかえめにした。PFを貼ることでゲンガーで上から縛る動きがしやすくなったのがよかった。技範囲が広くて受けづらいゲッコウガ、ガルーラなどのポケモンを少し削れば強引に突破できるので困ったら出していた。
ゲッコウガ@タスキ
せっかち
実数値:147-116(4)-78-155(252)-91-191(252)
熱湯 /冷ビ/ とんぼ/ 手裏剣
タスキ激流ゲッコウガ。対面性能がとても高いので初手で出すことが多かった。技構成は熱湯冷ビ手裏剣までは確定として@1を考えたところ、対面操作ができるのが強そうだと思ってとんぼがえりを採用した。
激流とんぼは珍しいと思うがゲコゲコ対面で先手でも後手でも有利な状況を作りやすかったり、ミミッキュの皮を剥ぎながら交代できたりするなどダメージは少なくとも多くの利点があった。
タスキを盾にストッパーにもなれるので本当にいいポケモンだった。
ナットレイ@たべのこし
のんき
実数値:181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22
ジャイロ/やどりぎ/まもる/ステロ
全般的な物理ポケモンに信用して投げられるようにHB特化にしたナットレイ。隙を見てステロを撒いてエースの圏内まで削ることを意識した。やどまもが単純に強くラス1のこのポケモンから物理ポケモンを詰めて勝つこともあった。特防も普通に高いのでゲッコウガやレヒレ、コケコにも投げられてとても使いやすかった。
ヒードラン@ホノオZ
ひかえめ
実数値:191(196)-×-127(4)-189(172)-139(172)-102(36)
調整意図
H…16n-1
C…余り
HD…PF下眼鏡テテフのサイキネを高確率で2発耐え
S…4振り80族抜き
オバヒ/ラスカ/大地/どくどく
サイクル枠。ギルガルド、カグヤ、テテフに複数回受け出すことができる。ホノオZは火力、奇襲性能共に高く、刺さることが多かった。また対オニゴーリはムラっけ次第ではあるが、ある程度HPを削ればZでまもるを貫通して倒せるのでそれを対策とした。どくどくはマンダ、ギャラへの交代読みやポリ2、ブラッキーに刺さった。やはりナットレイとの相性補完がとても良いのでゲコorテテフ+ナットドランという選出が多かった。唯一のZ枠であるこのポケモンの選出率が高かったのはよかった点だと言える。
【反省】
反省としては命中不安技の採用が多かったこと(95技含め6つもある)。身代わり持ちの水タイプ(スイクン、メガラグラージ)に簡単に負けることなど。また、不意の4倍技や格闘Zでナットドランが崩されることが多かった。ほのパン持ちのカビゴンや地震持ちのカグヤなどが挙げられる。格闘Zのダンスを見る度にうんざりしてた。
【総括】
この構築は立ち回りしだいでどの構築にも柔軟に戦えるので使っていてとても楽しかったです。だからこそ結果を出せたのがとても嬉しいです。最終日の23時の時点で1774しかなかったのですが、気合でオールして7時くらいに何とか2000に到達することができました。S8の意味不明な構築で乗って以降、真面目にやってるのに結果を出せなくて悔しかったので久しぶりに2000に乗れて本当によかったです。
この構築で3つの対戦オフにも参加させて頂き、第1回Hazeでは3位という優秀な成績も残せたのでとても思い入れのある構築になりました。最高レート更新をしたかったですが、2000に行けたのが滑り込みだったためできませんでした。もう少し早めに2000に乗せられるように頑張りたいと思います。
最高:2009
最終:1996
TN:Starry Wish
来期のことは何も考えていないのでしばらくしてからまた始めていこうと思います。
拙い文章でしたが読んで頂きありがとうございました。拡散してくださるととても嬉しいです!質問などあれば@mamesora00 にお願いします。
【S8使用構築】バクーダカイリュー 【最高2017】
個人的に7世代初めてのレートだったのですが、XYの時から目標にしていたレート2000に到達できたので紹介しようと思い記事を書くことにしました。最高レートの2017を記録した2日後には1700を下回ってしまったので「強い構築」ではないと思っています。
PTの組み方はORASに引き続きメガ枠とカイリューとあと4匹というテーマで組みました。
メガ枠はバシャーモやリザードンやハッサムなど色々と試しましたが、バクーダが1番使いやすかったので、バクーダとカイリューと補完の4匹としました。
最高レートです!
-型の紹介-
バクーダ@メガストーン
性格:ひかえめ
特性:ハードロック →ちからずく
努力値:H236 B4 C252 D12 S4
実数値(メガ):175-×-121-216-127-41
調整意図:
H…16n-1 (ほぼぶっぱ)
C…特化
BD…余り(Dを高くしたことに特に意味はないです)
S…同族無補正無振り抜き(わんぱくナットレイ意識)
技構成
大文字 大地の力
原子の力 あくび
カイリューの相棒としてフェアリーと鋼に強いほのおタイプからメガ枠を決めようと思い、試行錯誤の末環境に刺さっていると感じたバクーダになりました。
使用率の高いコケコ、テッカグヤ、ギルガルド、レボルトなどに受けだし、引かせて裏のポケモンに半減大文字でもかなりの負荷をかけられます。
でんきタイプへの受けだしがすごく安定していました。
ポリ2がトリル要因ですが、トリルが無くても物理受けポケモンなど低火力ポケモンへの受けだしができるくらいの耐久はあるのでサイクルに参加して負荷をかけられました。
原子の力は受けだしにくるギャラや舞ってくるガモスに撃ちましたが、ちからずく補正が乗っためざ岩程度の火力なので勝負が決まるほどの決定打にはなりませんでした。
あくびは、積んでくるポケモンや、高耐久で大文字が外れるまで上から回復をするポケモンによく刺さりました。
性格が冷静でないのは、低速のポケモンにトリルを張ってない時に上を取りたかったからです。ナットレイやハガネールと違い遅くするメリットがないのでひかえめが良いと思います。
PGLのデータでは冷静が多いことが不思議です。
カイリュー@ジメンZ
性格:ようき
特性:マルチスケイル
努力値:H4 A252 BD4 S244
実数値:167-186-116-×-121-144
調整意図
耐久…余り
A…特化
S…準速霊獣ランドロス抜き(1舞で準速スカーフ抜き)
技構成
げきりん じしん
アイへ 竜舞
逆鱗、竜舞@2の組み合わせと持ち物を考えに考え、切りたくなかった神速を切ってこのような技構成となりました。竜舞のターンに受けだして鋼やフェアリーを意識しています。
炎のパンチ@ホノオZも試してみましたが、等倍のポケモンにたいして火力不足を感じたので地震とジメンZにしました。
ほのパンは浮いてる鋼に撃てるのでこれも採用をしたかったのですが、テッカグヤやムドーにあまり負荷をかけられず、ナットレイも一撃で倒せず、ギルガルドとのキンシの択もあるので今回は不採用としました。
この型よりも強い竜舞カイリューはまだできると思うのでこれから見つけていきたいと思います。
性格はコケコ、メガゲンを抜きたいと思い陽気にしました。
ポリゴン2@きせき
性格:ずぶとい
特性:トレース
努力値:H244 B252 S12
実数値:191-×-156-125-115-82
調整意図
S…4振り同族抜き
技構成
れいとうビーム イカサマ
自己再生 トリル
選出率1位のMVP
6世代の物理受けポリ2の電磁波をトリルに変えて使いました。
PTで重いランド、ギャラ、マンダ、Xぽいリザに投げました。毒々もちのボーマンダが減ったおかげで信用してボーマンダに投げれました。
基本は物理受けとして扱い、相手のPTに合わせてトリルで裏のポケモン(基本的にバクーダ)に繋げるという役割がありました。
2Wはランドマンダカバに弱点が付ける冷ビとミミッキュ、メタグロスに強くなるイカサマにしました。
性格:陽気
特性:ばけのかわ
努力値:AS252 H4
実数値:131-142-100-×-125-162
技構成
シャドクロ じゃれつく
かげうち つるぎのまい
ミミッキュが強いと噂は聞いていたので使いたかったポケモン。PGLをみたらいじっぱりが8割くらいだったので対面で有利をとれる陽気最速にしました。
バシャーモ、ルカリオのストッパー兼エースとしてとても活躍してくれました。
カミツルギ@スカーフ
性格:いじっぱり
特性:ビーストブースト
努力値:AS252 H4
実数値:135-256-151-×-51-161
技構成
リフブレ スマホ
聖剣 はたき
自分がうまく扱えてなく、「カミツルギの一貫作って勝ち」という勝ち方ができず、せっかくの優秀特性を活かせなかったのが反省としてあります。
性格は陽気かいじっぱりで非常に悩みましたが、性格補正の恩恵が高いAを伸ばしたかったのでいじっぱりにしました。最速スカガブに抜かれたり、準速スカーフゲッコウガを抜けなかったりしますが、それが原因で負けた試合はほとんどなかったです。が、後に最速スカーフテテフと同速なことに気づいたのでやはり性格は陽気の方がいいかなと思います。
フシギバナ@メガストーン
性格:ひかえめ
特性:ようりょくそ→あついしぼう
努力値:H220 B20 C252 D4 S12
実数値(メガ):183-×-146-191-141-102
調整意図
耐久…Hを8n-1にして残りを適当に振り分け
C…特化
S…4振り80族抜き
(めざ炎個体で王冠未使用)
技構成
ギガドレイン ヘド爆
めざ炎 どわすれ
思いつきで育成したアタッカーどわすれメガフシギバナ。どわすれのおかげで勝てた試合もありましたが、ねむりごなだったら勝てたかもしれなかった試合もあるので一長一短。
PTで思いレヒレに受け出してどわすれを積んで詰ませるという動きがしたかったけど、回復ソースがギガドレインしかなく、場持ちすることが難しかったです。あまりオススメしません。
フェアリー、毒ガルド、カバ、ゲッコウガやどうにもできないガッサとをなんとかするために採用しました。
1度、ちゃんとした回復ソースがあったら絶対にもっと強いと思い、PPをMAXまで増やしたギガドレインをきって、光合成にしたらめっちゃ弱かったので後悔しました。すぐにギガドレに変えました。
-PTの反省-
・テテフが重い
→スカーフテテフでもポリゴン2で受け切ることができないので、半壊させられてしまいました。選出をかなり縛られてしまいました。
先発でカミツルギと対面させてもスカーフ警戒でひく方が多く、初手から不利になることが多かったです。
→ポリゴン2を投げて誤魔化していましたが、後ろにいる毒ガルドにポリ2が滅法弱いので択に勝ち続けなければいけませんでした。1サイクル目はボーマンダにトレース威嚇が入りますが、2周目はHPが減っていたら受けきれないのが辛かったです。
リザードンはカイリューで一応なんとかなりますが、逆鱗を撃たなくてはいけなく、裏の鋼やミミッキュに起点にされてゲームエンドパターンが多かったので対策の薄さを痛感しました。
ガルーラ・ミミロップが重い
→PTでガルーラを抜けるポケモンがカミツルギしかいなかったので高火力押し付けられてタテられることもしばしば。ミミロップはタイプ上ポリ2で受けられないのでほんとに重かったです。
以上が構築の紹介となります。構築は強くはないのですが、バクーダはほんとに強いので、これから流行るかもしれません。
バクーダを試したいなどの希望がありましたらQRも作ろうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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