【剣盾S1使用構築】サニドヒド火傷サイクル【最終207位】
シーズン1おつかれさまでした!今回は剣盾S1で使った構築を紹介しようと思います。
【構築経緯】
ガラルサニーゴのあらゆる物理アタッカーへの詰ませ性能に注目しHDドヒドイデと合わせて受け回そうと考えた。数の多いミミッキュ、バンギラス対策にHBアーマーガア、積み技で崩してくるポケモンの対策としてHDヌオーを採用。この4匹を受け回しのパーツとした。
この4匹できついドラパルト、サザンドラに有利でかつ対面性能、抜き性能の両方をもつ弱点保険トゲキッスを採用し、ここまでで通りの良い電気技と流行りのカバルドン展開への対策として控えめ草ロトムを採用して構築が完成した。
【個体解説】
トゲキッス@弱点保険
性格:ひかえめ
特性:てんのめぐみ
実数値
167(52)-✕-115-189(252)-135-126(204)
調整
HD…サザンドラのダイスチル(ラスターカノン)耐え(ダイマックス後に+2ダイスチルを耐えることを意識)
S…+1で最速120族抜き
クワガノン、カットロトムのような受けが効かないポケモンを強引に倒す役割と少し甘めだが崩し枠として採用した。対戦中盤から受けポケモンで削った相手にダイジェットを当てて抜いていく勝ちプランを取ることが多かった。崩し枠としては少し物足りないが自分の構築のようなガチガチの受けサイクルが環境に少ないと考えトゲキッスで十分だと感じた。
サザンドラやドラパルトは型が多様なため受けに回るよりも対面的に処理していく方が良いと考え、それらのポケモンと一度でも対面できたらダイジェットで加速して裏のポケモンにまでも負担をかけられるのがトゲキッスの評価点だった。ミミッキュと違い受け出しもできるので選出率が高く扱いやすいポケモンだった。ダイジェット1回でドラパルトを抜けないが臆病HSにすると突破力がなくなってしまうことを考慮してこのような配分になった。
ロトム(カット)@バンジのみ
性格:ひかえめ
特性:浮遊
実数値
157(252)-✕-127-172(252)-128(4)-106
ドヒドイデ+ヌオー+アーマーガアの並びできつい水ロトムの対策かつカバルドンに高い打点があることを評価し採用。水ロトムのドロポン耐え調整のカバルドンをリフストで確定で落とすことができる。優秀なタイプと全体的に高めな数値のおかげでアタッカー、崩し、サイクルパーツどれでもこなすことができる万能なポケモンだった。
性格:ずぶとい
特性:呪われボディ
実数値
167(252)-✕-167(252)-✕-121(4)-50
ナイトヘッド/力をすいとる/鬼火/黒い霧
受け構築の天敵であり採用率の高いドリュウズをどんな型であっても完封できる点を評価して採用した。(地割れ持ちのドリュウズは中盤以降ほとんど当たらなかったので考慮していない。)力を吸い取るという技がとても強く他の技と合わせて多くの物理アタッカーを止めることができた。攻撃技は大体のポケモンの身代わりを壊せる点でたたりめよりもナイトヘッドを選んだ。初めは特殊相手に何もできないので過小評価していたがこのポケモンを中心に取り巻きのポケモンを決めることでポテンシャルを発揮することができた。ダイホロウを撃つ時のために特攻の個体値も高くあるべきだが一度もダイマックスをこのポケモンに切らなかったのでそのままにしている。
ドヒドイデ@黒いヘドロ
性格:おだやか
特性:再生力
実数値
157(252)-✕-173(4)-73-213(252)-55
熱湯/毒々/トーチカ/自己再生
積み技のない特殊アタッカーに強く構築唯一の毒々持ちのポケモン。主にリザードン入りに選出してトーチカと自己再生を使ってリザードンのダイマックスターンを消費させることができた。環境の特殊アタッカーに積み技持ちが多いためヌオーの方が多く選出したが、相手にダイマックスを切らせた後の詰ませ性能が高く活躍は多かった。
アーマーガア@イアのみ
性格:わんぱく
特性:ミラーアーマー
実数値
205(252)-107-172(252)-✕-106(4)-87
アイアンヘッド/ボディプレス/羽休め/鉄壁
ミミッキュ、バンギラスに強くでるためにHBに振り切り。サニーゴが選出できない時の第2のドリュウズ対策になった。ありきたりなことだが鉄壁で耐久をあげつつボディプレスの火力を上げられるのがとても強かった。
ヌオー@たべのこし
性格:おだやか
特性:天然
実数値
202(252)-✕-106(4)-85-128(252)-55
熱湯/守る/蓄える/自己再生
構築のMVP。サニーゴが特殊アタッカーに隙を見せるため相手の積み技1回で負けないように天然ヌオーを採用。蓄える+天然の詰ませ性能が非常に高くあらゆる試合で勝ちを拾った。相手のトゲキッスを受けるためにHDに特化し、早めに蓄えることができたら守ると再生でPPを枯らすか熱湯でゆっくりと削って倒すことができた。上手く蓄えるを積みきれたとしても急所に当てられて負けることもありかなり運要素の高いポケモンなので常にお祈りしながら使っていた。
【成績】
最終207位
2桁順位を目標にしていましたが200位前後でずっと往復していたので悪くないと思える順位のところで終わりにしました😖
構築名はサニドヒドサイクルだけでは寂しいと思ったので構築に火傷にさせられるポケモンが4体もいることからこのように名付けました。
【感想】
今期は剣盾初のシーズンで環境の変化が早く色々なポケモンが開拓されるため構築を組むのがかなり難しいシーズンでした。個人的にはミミッキュが1番強いと思っているのでミミッキュ入りの攻め構築なども試してみましたが強い構築が作れずに結局使い慣れている受け構築を使いました。8世代ではダイマックスであらゆるポケモンが崩し性能を持つため受け構築が難しいとされていますが最終順位で自分の満足のいく結果を出せてよかったです。シーズン2からはWCSルールをやろうと思うのでしばらくシングルとは離れますがすごく楽しかったのでまたいつか再開しようと思います!
質問などありましたら@mamesora00にお願いします。
PP枯らしの残骸