【S12使用構築】テラゲコナットドラン【最高2009】

S12おつかれさまでした!S8ぶりにレート2000を達成できたので記事を書くことにしました。(前期のは忘れてください)

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【構築経緯】

ボックスにいたヘドウェf:id:mamesora00:20181106182708p:imageを使いたいと思ったのが起点。アタッカーのf:id:mamesora00:20181106182628p:imageを使う上でステルスロックは必須だと思っていた。

メガゲンガーが苦手なじめんタイプ、バシャーモに投げられて、かげふみと相性のいいとんぼも使えるf:id:mamesora00:20181106183116p:imageをまず採用。複数回サイクルをするためにピンチベリーを持たせた。同じくゲンガーの苦手なテテフ、ギルガルドに投げられるf:id:mamesora00:20181106183132p:imageを採用。持ち物はピンチベリーを持たせたかったが、最終的に構築全体でZ枠がいなくなったためオニゴーリの対策にもなるホノオZを持たせて攻撃的な型にした。

次にカバマンダに強く、広い活躍が期待できるタスキf:id:mamesora00:20181106183145p:imageを組み込み、ここまでで不安があるミミッキュギャラドスに強くてステロを撒けるf:id:mamesora00:20181106183158p:imageを採用。(初めはランドロスをステロ要員にするはずだったが、ナットレイの方が余裕があると思いステロはこちらに任せた)

最後のひと枠は崩し性能が高いジャラランガかエースになりえるテテフで迷ったが、ジャララの選出率が低いことと早い格闘が重たいという理由でスカーフf:id:mamesora00:20181106183212p:imageを採用した。自然とテラゲ(テテフランドゲンガー)の並びができた。

 

テラゲは耐久のあるゲンガーなどで試合をコントロールするのが一般的だが、フルアタのゲンガーとスカーフテテフを組み合わせることで少し攻撃的なテラゲにした。

「テラゲコナットドラン」の語呂がとてもよい

 

【個体解説】

ゲンガー@メガストーン

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臆病

実数値メガ:135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)

シャドボ/ヘドウェ/きあいだま/こご風

 

構築の起点である臆病のヘドウェゲンガー。メガメタグロスを耐久無振りなら一撃で、少し耐久を振っていてもステロや鉄のトゲなどでダメージを与えればシャドボで縛れるのが強かった。耐久と「まもる」がないので有利対面を作ってワンパンするか相手が引くタイミングでメガシンカをできるように意識した。命中不安をなるべく採用したくないので「きあいだま」と「道連れ」で迷ったが、エースのメガ枠を使って1:1取るのももったいないと感じたため、ルカリオバンギラスに勝てる可能性が上がるきあいだまを採用した。

使っていて気がついたのが、ミミッキュと対面した時に100%剣舞をされるので、すぐに引かずに殴ってから影うちに合わせて交代した方がメガシンカができてお得だと感じた。

 

 

ランドロス@フィラのみ

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わんぱく

実数値:196(252)-165-156(252)-×-101(4)-111

地震/岩封/とんぼ/ビルド

 

バシャーモボーマンダを何とかするために物理防御に特化し、ビルドアップと相性の良いピンチベリーを持たせた。ゲッコウガやレヒレのせいで選出率はひかえめだったがバシャーモ入りにはほとんど選出した。

マンダに受け出しで勝つためにビルドを採用。上手くいけば裏のギルガルドもそのまま倒せるがよかった。バシャーモはこのポケモンで受けるしかないのでめざ氷バシャ入りには勝てなかった。

 

 

カプ・テテフ@スカーフ

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ひかえめ

実数値:145-×-96(4)-200(252)-135-147(252)

サイキネ/ムンフォ/ショック/シャドボ

 

2匹目のエース。選出した時は技の一貫を作ってスイープすることを意識した。以前まではスカーフテテフは臆病にしていたが、1↑100族を抜いて勝つ時よりも火力が少し足りずに負けることの方が多く感じたのでひかえめにした。PFを貼ることでゲンガーで上から縛る動きがしやすくなったのがよかった。技範囲が広くて受けづらいゲッコウガ、ガルーラなどのポケモンを少し削れば強引に突破できるので困ったら出していた。

 

 

ゲッコウガ@タスキ

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せっかち

実数値:147-116(4)-78-155(252)-91-191(252)

熱湯 /冷ビ/ とんぼ/ 手裏剣

 

タスキ激流ゲッコウガ。対面性能がとても高いので初手で出すことが多かった。技構成は熱湯冷ビ手裏剣までは確定として@1を考えたところ、対面操作ができるのが強そうだと思ってとんぼがえりを採用した。

激流とんぼは珍しいと思うがゲコゲコ対面で先手でも後手でも有利な状況を作りやすかったり、ミミッキュの皮を剥ぎながら交代できたりするなどダメージは少なくとも多くの利点があった。

タスキを盾にストッパーにもなれるので本当にいいポケモンだった。

 

 

ナットレイ@たべのこし

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のんき

実数値:181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22

ジャイロ/やどりぎ/まもる/ステロ

 

全般的な物理ポケモンに信用して投げられるようにHB特化にしたナットレイ。隙を見てステロを撒いてエースの圏内まで削ることを意識した。やどまもが単純に強くラス1のこのポケモンから物理ポケモンを詰めて勝つこともあった。特防も普通に高いのでゲッコウガやレヒレ、コケコにも投げられてとても使いやすかった。

 

 

ヒードラン@ホノオZ

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ひかえめ

実数値:191(196)-×-127(4)-189(172)-139(172)-102(36)

調整意図

H…16n-1

C…余り

HD…PF下眼鏡テテフのサイキネを高確率で2発耐え

S…4振り80族抜き

オバヒ/ラスカ/大地/どくどく

 

サイクル枠。ギルガルド、カグヤ、テテフに複数回受け出すことができる。ホノオZは火力、奇襲性能共に高く、刺さることが多かった。また対オニゴーリはムラっけ次第ではあるが、ある程度HPを削ればZでまもるを貫通して倒せるのでそれを対策とした。どくどくはマンダ、ギャラへの交代読みやポリ2、ブラッキーに刺さった。やはりナットレイとの相性補完がとても良いのでゲコorテテフ+ナットドランという選出が多かった。唯一のZ枠であるこのポケモンの選出率が高かったのはよかった点だと言える。

 

【反省】

反省としては命中不安技の採用が多かったこと(95技含め6つもある)。身代わり持ちの水タイプ(スイクンメガラグラージ)に簡単に負けることなど。また、不意の4倍技や格闘Zでナットドランが崩されることが多かった。ほのパン持ちのカビゴン地震持ちのカグヤなどが挙げられる。格闘Zのダンスを見る度にうんざりしてた。

 

【総括】

この構築は立ち回りしだいでどの構築にも柔軟に戦えるので使っていてとても楽しかったです。だからこそ結果を出せたのがとても嬉しいです。最終日の23時の時点で1774しかなかったのですが、気合でオールして7時くらいに何とか2000に到達することができました。S8の意味不明な構築で乗って以降、真面目にやってるのに結果を出せなくて悔しかったので久しぶりに2000に乗れて本当によかったです。

この構築で3つの対戦オフにも参加させて頂き、第1回Hazeでは3位という優秀な成績も残せたのでとても思い入れのある構築になりました。最高レート更新をしたかったですが、2000に行けたのが滑り込みだったためできませんでした。もう少し早めに2000に乗せられるように頑張りたいと思います。

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最高:2009

最終:1996

TN:Starry Wish

 

来期のことは何も考えていないのでしばらくしてからまた始めていこうと思います。

拙い文章でしたが読んで頂きありがとうございました。拡散してくださるととても嬉しいです!質問などあれば@mamesora00 にお願いします。

【S8使用構築】バクーダカイリュー 【最高2017】

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個人的に7世代初めてのレートだったのですが、XYの時から目標にしていたレート2000に到達できたので紹介しようと思い記事を書くことにしました。最高レートの2017を記録した2日後には1700を下回ってしまったので「強い構築」ではないと思っています。

 

PTの組み方はORASに引き続きメガ枠とカイリューとあと4匹というテーマで組みました。

メガ枠はバシャーモリザードンハッサムなど色々と試しましたが、バクーダが1番使いやすかったので、バクーダカイリューと補完の4匹としました。

 

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最高レートです!

 

-型の紹介-

 

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バクーダ@メガストーン 

性格:ひかえめ

 

特性:ハードロック →ちからずく

 

努力値:H236  B4 C252  D12 S4

 

実数値(メガ):175-×-121-216-127-41

 

調整意図:

H…16n-1 (ほぼぶっぱ)

C…特化

BD…余り(Dを高くしたことに特に意味はないです)

S…同族無補正無振り抜き(わんぱくナットレイ意識)

 

技構成

大文字         大地の力

原子の力      あくび

 

カイリューの相棒としてフェアリーと鋼に強いほのおタイプからメガ枠を決めようと思い、試行錯誤の末環境に刺さっていると感じたバクーダになりました。

 

使用率の高いコケコ、テッカグヤギルガルド、レボルトなどに受けだし、引かせて裏のポケモンに半減大文字でもかなりの負荷をかけられます。

 

でんきタイプへの受けだしがすごく安定していました。

 

ポリ2がトリル要因ですが、トリルが無くても物理受けポケモンなど低火力ポケモンへの受けだしができるくらいの耐久はあるのでサイクルに参加して負荷をかけられました。

 

原子の力は受けだしにくるギャラや舞ってくるガモスに撃ちましたが、ちからずく補正が乗っためざ岩程度の火力なので勝負が決まるほどの決定打にはなりませんでした。

あくびは、積んでくるポケモンや、高耐久で大文字が外れるまで上から回復をするポケモンによく刺さりました。

 

性格が冷静でないのは、低速のポケモンにトリルを張ってない時に上を取りたかったからです。ナットレイハガネールと違い遅くするメリットがないのでひかえめが良いと思います。

PGLのデータでは冷静が多いことが不思議です。

 

 

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カイリュー@ジメンZ

性格:ようき

 

特性:マルチスケイル

 

努力値:H4  A252 BD4  S244

 

実数値:167-186-116-×-121-144

 

調整意図

耐久…余り

A…特化

S…準速霊獣ランドロス抜き(1舞で準速スカーフ抜き)

 

技構成

げきりん   じしん

アイへ       竜舞

 

逆鱗、竜舞@2の組み合わせと持ち物を考えに考え、切りたくなかった神速を切ってこのような技構成となりました。竜舞のターンに受けだして鋼やフェアリーを意識しています。

 

炎のパンチ@ホノオZも試してみましたが、等倍のポケモンにたいして火力不足を感じたので地震とジメンZにしました。

 

ほのパンは浮いてる鋼に撃てるのでこれも採用をしたかったのですが、テッカグヤやムドーにあまり負荷をかけられず、ナットレイも一撃で倒せず、ギルガルドとのキンシの択もあるので今回は不採用としました。

 

この型よりも強い竜舞カイリューはまだできると思うのでこれから見つけていきたいと思います。

性格はコケコ、メガゲンを抜きたいと思い陽気にしました。

 

 

 

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ポリゴン2@きせき

 

性格:ずぶとい

 

特性:トレース

 

努力値:H244 B252 S12

 

実数値:191-×-156-125-115-82

 

調整意図

S…4振り同族抜き

 

技構成

れいとうビーム   イカサマ

自己再生             トリル

 

選出率1位のMVP

6世代の物理受けポリ2の電磁波をトリルに変えて使いました。

PTで重いランド、ギャラ、マンダ、Xぽいリザに投げました。毒々もちのボーマンダが減ったおかげで信用してボーマンダに投げれました。

 

基本は物理受けとして扱い、相手のPTに合わせてトリルで裏のポケモン(基本的にバクーダ)に繋げるという役割がありました。

 

2Wはランドマンダカバに弱点が付ける冷ビとミミッキュメタグロスに強くなるイカサマにしました。

 

 

 

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ミミッキュ@ミミッキュZ

性格:陽気

 

特性:ばけのかわ

 

努力値:AS252 H4

 

実数値:131-142-100-×-125-162

 

技構成

シャドクロ    じゃれつく   

かげうち        つるぎのまい

 

ミミッキュが強いと噂は聞いていたので使いたかったポケモンPGLをみたらいじっぱりが8割くらいだったので対面で有利をとれる陽気最速にしました。

バシャーモルカリオのストッパー兼エースとしてとても活躍してくれました。

 

 

 

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カミツルギ@スカーフ

 

性格:いじっぱり

 

特性:ビーストブースト

 

努力値:AS252  H4

 

実数値:135-256-151-×-51-161

 

技構成

リフブレ   スマホ

聖剣         はたき

 

ゲッコウガやテテフがきつかったので採用したポケモン

自分がうまく扱えてなく、「カミツルギの一貫作って勝ち」という勝ち方ができず、せっかくの優秀特性を活かせなかったのが反省としてあります。

性格は陽気かいじっぱりで非常に悩みましたが、性格補正の恩恵が高いAを伸ばしたかったのでいじっぱりにしました。最速スカガブに抜かれたり、準速スカーフゲッコウガを抜けなかったりしますが、それが原因で負けた試合はほとんどなかったです。が、後に最速スカーフテテフと同速なことに気づいたのでやはり性格は陽気の方がいいかなと思います。

 

 

 

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フシギバナ@メガストーン

 

性格:ひかえめ

 

特性:ようりょくそ→あついしぼう

 

努力値:H220 B20 C252 D4 S12

 

実数値(メガ):183-×-146-191-141-102

 

調整意図

耐久…Hを8n-1にして残りを適当に振り分け

C…特化

S…4振り80族抜き

 (めざ炎個体で王冠未使用)

 

技構成

ギガドレイン    ヘド爆

めざ炎             どわすれ

 

思いつきで育成したアタッカーどわすれメガフシギバナ。どわすれのおかげで勝てた試合もありましたが、ねむりごなだったら勝てたかもしれなかった試合もあるので一長一短。

 

PTで思いレヒレに受け出してどわすれを積んで詰ませるという動きがしたかったけど、回復ソースがギガドレインしかなく、場持ちすることが難しかったです。あまりオススメしません。

 

フェアリー、毒ガルド、カバ、ゲッコウガやどうにもできないガッサとをなんとかするために採用しました。

1度、ちゃんとした回復ソースがあったら絶対にもっと強いと思い、PPをMAXまで増やしたギガドレインをきって、光合成にしたらめっちゃ弱かったので後悔しました。すぐにギガドレに変えました。

 

 

 

-PTの反省-

 

・テテフが重い

→スカーフテテフでもポリゴン2で受け切ることができないので、半壊させられてしまいました。選出をかなり縛られてしまいました。

先発でカミツルギと対面させてもスカーフ警戒でひく方が多く、初手から不利になることが多かったです。

 

ボーマンダリザードンが重い

ポリゴン2を投げて誤魔化していましたが、後ろにいる毒ガルドにポリ2が滅法弱いので択に勝ち続けなければいけませんでした。1サイクル目はボーマンダにトレース威嚇が入りますが、2周目はHPが減っていたら受けきれないのが辛かったです。

リザードンカイリューで一応なんとかなりますが、逆鱗を撃たなくてはいけなく、裏の鋼やミミッキュに起点にされてゲームエンドパターンが多かったので対策の薄さを痛感しました。

 

ガルーラ・ミミロップが重い

→PTでガルーラを抜けるポケモンカミツルギしかいなかったので高火力押し付けられてタテられることもしばしば。ミミロップはタイプ上ポリ2で受けられないのでほんとに重かったです。

 

以上が構築の紹介となります。構築は強くはないのですが、バクーダはほんとに強いので、これから流行るかもしれません。

バクーダを試したいなどの希望がありましたらQRも作ろうと思います。

 

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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